不動産デベロッパーへCrunchbaseデータを活用した新規事業アイデアの提供と評価
プロジェクト概要
- ソリューション:データを用いた新規事業アイデアの創出と評価
- 業界:不動産デベロッパー
課題:不動産以外の成長可能性のある新規ビジネスの模索
不動産デベロッパーでは収益構造が賃料収入のみに偏っており、少子化時代に備えて新規ビジネスを探っていた。しかし社内メンバーでの検討では既存のアイデアからの脱却が難しく成長可能性がある新規アイデアが生み出せずにいた。
アプローチ
クライアント事業の資産を棚卸し
不動産デベロッパーとしてこれまでの事業で獲得した資産(不動産資産、知的資産、顧客資産など)を棚卸して可視化を行った。
Crunchbaseのデータを用いた有望事業アイデアの抽出と評価
海外のスタートアップ情報を収集しているデータベースであるCrunchbaseのデータを用いて、現在伸びている業界、企業を抽出、さらに自然言語処理を用いて企業間の類似性(共通点)の発見を行った。このデータとクライアント資産を掛け合わせ新規ビジネスアイデアの創出と評価を実施した。
成果
有望アイデアの特定
データに基づく新規事業アイデア創出を数十個行い、企業の方向性と掛け合わせることによりクライアントにとって有望なアイデアの特定された。
戦略的方向性の明確化
副次的な効果として、資産の棚卸と方向性の整理を行ったことにより企業としての戦略的方向性が明確化された。