食品製造企業にてPower BIを中核とした顧客分析プラットフォームを構築
プロジェクト概要
- ソリューション:データ分析、データ分析基盤構築、PowerBI
- 業界:食品
課題
食品会社のクライアントは、国内市場が数社によって占められている中で、高度なパーソナライゼーションを実現するためのデータ分析が不可欠であった。しかし、既存のデータ分析基盤及び分析ツールではパフォーマンスが不足しており、かつ最終的な分析はエクセルで実施していため、データの集計と分析が非効率な状態になっていた。
アプローチ
テクノロジー選定
複数の分析基盤とBIツールを選定し、その中からMicrosoftのAzure及びPower BIを採用。データ基盤もAzureとすることによりシームレスな統合が可能となり、高度なデータ分析を実現。
顧客分析基盤の構築
分散していた顧客関連データをAzureに統合し、PowerBIからアクセス可能とし分析・可視化・共有できる顧客分析基盤を構築した。
成果
パフォーマンスの劇的な向上
AzureとPower BIの導入により、分析処理時間が従来の10分の1に短縮され、マーケティングのPDCAサイクルのスピードが向上。
拡張性と柔軟性
データをAzureに統合したことにより、将来的にユーザーやデータが増えても柔軟に対応可能となった。
他部門への展開
構築した分析基盤は、低コストかつ導入スピードも早いため、マーケティング部門だけでなく、他の部門でもデータ分析を進めるために展開を検討している。