大手リゾート施設運営会社がTableauを活用しデータ駆動型戦略を実現

2023年10月11日

プロジェクト概要

課題

大手リゾート施設運営会社は、複数の施設と部門を持っており、それぞれが異なるデータ基盤を使用していた。これにより、データの一元管理と分析が困難となり、意思決定プロセスに遅延の発生と主観的な施策実行が行われていた。

季節性やイベントに応じて需要が変動するリゾート業界では、リアルタイムでのデータ分析が不可欠であるが、特に顧客データは手動でExcelに入力し、各拠点で管理していたため、全社のKPIをリアルタイムで把握することが困難であった。

Tableauの高度なビジュアル分析ツールを導入することで顧客データのリアルタイム分析を可能にした。これにより、何がボトルネックになっているかを素早く把握し、効果的な施策を短期間で実行できるようになった。

AWS、Tableauを使用して、異なるデータソースを統合し、部門や施設ごとにカスタマイズされたダッシュボードを作成。

メインとなるスタッフにTableauの使い方を研修し、データ駆動型の文化を確立した。

Tableauの導入により、数週間～1カ月単位でしか回せなかったPDCAサイクルをほぼリアルタイムで回せるようになり、データに基づいた迅速かつ効率的な意思決定が可能となった。

データに基づいて施策を打つことで、成約率が向上。またリアルタイム分析により、プロモーションや価格戦略を即座に調整することができ、顧客数が平均20%向上した。